紹介したくてもできない患者さんの3つの本音とは?

患者さんからの紹介で新しい来院が増える。

そんな理想的な流れをつくれたら、
集客に悩まなくて済みますよね。

実際、一定の技術や信頼があれば、
紹介は自然と起きる…

と思われがちですが、

「腕も信頼もあるのに紹介が増えない」
ということも実はあります。

今回は、紹介が起きない3つの理由を解説します。

① 通っていることを知られたくない

紹介するということは、
「自分も通っている」と伝えることになります。

肩こりや腰痛など一般的な症状なら言いやすくても、
婦人科系の不調やメンタルの問題は話しづらいもの。

紹介したくても「相手に知られたくない」
という気持ちが勝ってしまうのです。

この場合、家族や身内には紹介してくれることもあります。

② 紹介特典があることで言いづらい

「紹介したら○○がもらえる」などの特典があると、

本当は助けたくて紹介したいのに、
「特典目当てと思われたくない」
という心理が働くことがあります。

逆に、特典がなくても紹介が起きるようなら、
それが自然な紹介のかたちです。

③ 金額のハードルを気にしてしまう

保険診療に比べて、
鍼灸の施術費用は高くなりがちです。

そのため、紹介したい気持ちはあっても、
相手の経済的負担を考えて紹介できない、
というケースも少なくありません。

紹介が起きないのは「気に入っていないから」ではない

紹介がないからといって、
「満足していない」とは限りません。

紹介には、紹介者側にある“心理的ハードル”
大きく関係しています。

本当に紹介を増やしたいのであれば、
特典に頼るのではなく、

「どうすればそのハードルが下がるのか?」
を考えることが大切です。

紹介のハードルを下げる具体策

では、実際にどうすれば紹介しやすい状況を
つくれるのでしょうか。

以下は一例ですが、
紹介のきっかけになる「場」や「仕組み」をつくることで、
自然な紹介が生まれやすくなります。

  • 会報誌を作って配布する
    内容は施術例や健康コラムなど。
    患者さんが誰かに見せやすくなります。
  • 紹介に使えるカードを置いておく
    紹介しようと思ったときに渡せる、
    “紹介専用のカード”があると便利です。
  • 茶話会や講演会を開催する
    患者さんが家族や友人を連れてこれる場をつくることで、
    自然に紹介の流れが生まれます。

これはあくまで一例ですので、
自院のコンセプトや患者さんの属性に合った方法を工夫してみてください。


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