鍼灸専門ならマッサージは断っていい理由

患者さんに「ちょっとマッサージもしてほしい」
と言われて、

ついサービスのつもりで
対応してしまったことはありませんか?

マッサージがメニューとして
明確にあるなら問題ありませんが、

鍼灸専門でやっている場合は、
注意が必要です

なぜなら、

・治療方針がぶれる
・提案が軽く扱われる
・「お願いすれば何でもやってくれる先生」という印象になる

こうしたことが積み重なると、

治療の主導権が患者さん側に移ってしまい、
信頼関係が崩れる可能性すらあります

そして一度マッサージをしてしまうと
次回以降も当然のように求められ、

断った際に「前はしてくれたのに」
と不満が出るリスクも。

混雑時や体調によって対応できないときに、
クレームに発展することもあります。

鍼灸専門であることを大切にしているなら、

「今の鍼灸施術で、十分な治療ができています」
としっかり伝えることが重要です

どうしてもマッサージを希望される場合は、
専門のところをご案内する姿勢を持ちましょう。

たとえその結果
離れていく患者さんがいたとしても、

それは本来の自院の方針に合わない方だった
と割り切るべきです。

私が提唱している治療提案の方法でも、

このような「事前の線引き」や「方針の伝え方」が
とても大切なポイントになります。

鍼灸師としての考え方や立ち位置を、

施術前から丁寧に伝えておくことが、
最終的にリピートや信頼に繋がるのです

もし、心当たりがある先生は、
一度見直してみると良いでしょう。


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