痛みが取れて、患者さんは「すごく楽になりました」
と喜んで帰っていった。
でも、その後リピートがない。
そんな経験、ありませんか?
実は、リピートが起きない理由は
「痛みが取れていないから」ではないことも多いのです。
本当の理由は、
痛みだけしか治ってないから。
患者さんの多くは、
主訴の奥にさまざまな不調を抱えています。
例えば、
- 不眠
- 生理不順
- 胃腸の不調
- イライラや動悸
- 慢性的な疲労感 など…
痛みが取れても、
こうした不調が残っていると、
「思ったよりスッキリしないな」
「まだ全部は良くなってない気がする…」
そんな無意識の“違和感”が残り、
再来院につながらないことがあるのです。
だからこそ、
主訴以外の変化にも目を向けて、
「その不眠も一緒に整えていきましょうか?」
「実は胃腸にも影響が出てるように感じますよ」
といった提案が、
とても大きな意味を持ちます。
「そこに気づいてくれた」
「それも診てもらえるんだ」
患者さんがそう感じたとき、
信頼の質が変わります。
すると自然に、
無理なく「また来たい」が生まれます。
主訴をきちんと治すことは、
もちろん基本です。
でも今は、
それだけでは「選ばれる理由」にならない時代
でもあります。
もし、あなたが
「技術には自信がある」
「もっと患者さんと信頼でつながりたい」
そう思っているなら──
次はぜひ、
主訴の外側にある“不調”にも
意識を向けてみてください。
リピートの風景が、
静かに変わり始めます。
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