患者さんが喜ぶ「痛み以外の提案」10選|鍼灸院で今すぐ使える提案例

「また来たい」と思われる提案には、痛み以外の一言が効く

鍼灸院でリピーターを増やすために、

痛み(主訴)以外の改善提案をしましょう」
とお伝えしています。

でも実際には、

「痛み以外って何を提案すればいいの?」
「自分の技術で改善できるか不安…」

という声も少なくありません。

そこで今回は、

すぐ提案できる10の症状・疾患

をご紹介します。

あわせて、「何を基準に選ぶと良いか?」も
3つの視点から解説します。

痛み以外の提案を選ぶ3つのポイント

  1. 主訴と関連する症状
     例:腰痛×慢性疲労、肩こり×眼精疲労など
     → 一緒に治す必要があると納得されやすい
  2. 体調全体に関わる重要な不調
     例:不眠、生理痛、冷えなど
     → 生活の質(QOL)向上への期待が大きい
  3. 患者が“治らない”と諦めている症状
     例:糖尿病、高血圧、不妊など
     → 提案されるだけで驚かれ、信頼される

提案に使える「改善症状10選」

  1. 慢性疲労
    疲れの蓄積はすべての不調の温床。土台から整えたい人に最適。
  2. 不眠
    「眠れていない人」に施術しても改善が定着しません。まず睡眠。
  3. 生理痛
    痛みが取れても毎月つらければ再来は期待できません。提案しやすい項目です。
  4. PMS・PMDD
    気分の波、イライラ、無気力…隠れた悩みを汲み取れると信頼度が上がります。
  5. 冷え
    不調全般の根底にある問題。女性はもちろん、男性にも響く提案。
  6. 糖尿病
    「うまく付き合うしかない」と思われがち。血糖値改善ができると驚かれます。
  7. 高血圧
    降圧剤に不安を持つ人多数。定期メンテナンスの入り口になります。
  8. コロナ後遺症
    息苦しさ・倦怠感・ブレインフォグなど、改善ニーズが潜在的に高い領域です。
  9. 不妊症
    病院に通うほどでもない方や、治療に疲れた方が鍼灸に期待しています。
  10. 自律神経系の不調
    うつ傾向、不安感、天気痛、倦怠感…薬に頼らず整えたい層に刺さります。

まずは「自信のある1症状」から始めよう

このリストの中には、
まだ自信が持てないものもあるかもしれません。

でも、“提案するだけ”でも喜ばれる症状
たくさんあります。

ぜひ、まずはあなたの得意な1症状からでも
提案してみてください。

患者さんは「そんなことまで診てもらえるなんて」と喜び、
次回予約を入れる理由を自分で見つけてくれるようになります。

強みを活かす施術スタイルに

このように「痛み以外の提案」は、

リピートのきっかけにもなり、
あなたの強みを伝える手段にもなります。

「通ってみよう」と思ってもらえる提案を
ぜひ試してみてください。


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