言いにくいメンタルの悩みにどう向き合うか?

言いづらいメンタルの悩み

不眠や疲労、気分の落ち込みといった
自律神経系やメンタルの悩みは、

実は多くの患者さんが抱えています。

けれど、こうした悩みは

患者さんから進んで話してくれることは少ないのが実情です。

では、どうすれば患者さんの本音に気づけるのか?

答えは、問診票と問診の工夫にあります。

問診票に「本音が出る仕掛け」を

一般的な問診票は、
腰痛や肩こりといった主訴中心の内容がほとんどです。

しかし私が使っている問診票では、
主訴以外の症状や悩みに関する質問項目を多数入れています

たとえば、不眠、PMS、気分の浮き沈み、疲労感、冷え、食欲の変化など。

こうした項目があることで、
患者さんも「話していいんだ」と安心して書いてくれます。

問診では「生活を深く聞く」

問診のときは、記入された内容をもとに
生活の中で困っていることを探っていきます。

「症状を深堀りする」のではなく、
日常生活のどこで支障が出ているかを見るのがポイントです。

たとえば、

  • 朝起きられない
  • 仕事に集中できない
  • 気力が湧かず外出が減った

といったエピソードは、提案に直結します。

「言いにくい悩み」は生活の中にある

痛みは来院の建前。

本音の悩みは、
患者さんの生活の中に隠れています

それに気づくには、

問診票と問診を通して、
相手の生活全体を見ることが欠かせません。

そこにしっかりと向き合えば、

「こんなことまで相談してよかった」
と信頼される提案ができますよ。


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