症状が改善しても「どこも一緒」に見えてしまう理由
多くの鍼灸師の先生は、
痛みが取れることをゴールに説明しています。
もちろん、痛みが解消して
快適になることは大切です。
ですが、
それだけでは他の治療院との違いが伝わりにくく、
患者さんには「どこも同じ」に映ってしまいます。
差が出るのは“その先”を伝えられるかどうか
では、他院と差をつけるにはどうすればいいか。
それは、
「痛みが取れたその後、生活がどう変わるか」
まで提案することです。
症状だけでなく患者さんの生活や行動が
どう変わるかを伝えることで、
信頼と驚きが生まれます。
例えば、
「不眠が良くなりますよ」ではなく、
「朝、スッキリ目覚めることができますよ」
「腰痛が解消しますよ」ではななく、
「また週末にゴルフができるようになりますね」
こんな風に伝えると
患者さんも治療提への意欲が高まります。
人を診る視点がリピートにつながる
患者さんが本当に関心を持っているのは
病そのものではなく、
「自分の生活がどう良くなるか」です。
なので、医学的な説明にとどまらず、
「こんなことができるようになりますよ」
という未来視点が治療提案の要になります。
まさに「病を診るな、人を診よ」
という言葉の通りです。
技術の先にある変化まで、
ぜひ伝えてみてください。
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