治療提案をスムーズに進めるために、
欠かせない道具のひとつが「問診票」です。
とはいえ、
鍼灸師の先生によってその扱い方はさまざま。
まったく使わない方、
簡易なテンプレートだけ使う方、
自作の詳しいものを使う方、
最近ではWEB問診票を導入している方もいます。
私がおすすめするのは、
紙の問診票に患者さん自身の手で
記入してもらう方法です。
理由はシンプルで、
手書きの文字から患者さんの治療に対する
「姿勢」や「熱量」が読み取れるからです。
例えば──
- 文字が丁寧か雑か
- 項目がしっかり埋まっているか
- 主訴だけでなく、日常の悩みまで書いてくれているか
これらの情報は、
問診を深めるヒントになります。
患者さんの記入内容から得られる熱量に応じて、
悩みや望みをどう深掘りするかが変わってくるのです。
また、問診でいきなり聞きにくい
生理やメンタルのことなども、
事前に問診票に記載があることで
話をする入り口になります。
つまり、
治療提案は問診票から始まっている
と言っても過言ではありません。
ぜひ、ご自身のスタイルに合った問診票を用意し、
提案の土台として活用してみてください。
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