「ターゲットは絞れ」——
これは集客の鉄則としてよく言われます。
たとえば「30代・既婚・子ども2人・年収〇万円の男性」など、
ペルソナ設計に力を入れる人も多いですよね。
けれども、実はこれ、
鍼灸院のような地域密着型ビジネスには逆効果になることがあります。
なぜなら、商圏が狭いからです。
ピンポイントの条件に当てはまる人がそもそも少ない。
絞ったターゲットが来ない、
もしくは一度きりでリピートしない——
そんな状況では集客が頭打ちになります。
ではどうすればいいか。
絞るべきは「人」ではなく「生活場面(TPO)」です。
たとえば、
「仕事帰りに疲れを癒せる治療院」
こんな風に生活場面を絞ると、
年代や性別を問わず、
仕事に疲れた人たちが対象になります。
20代のOLでも、50代の管理職でも、
「あ、自分のことだ」と思ってもらえる可能性が広がるのです。
こうして、広い層にアプローチしながらも、
来院のきっかけははっきり伝えることができる。
結果として「また来よう」と思ってもらいやすくなり、
リピーターも増えていきます。
ターゲット設定で悩んだときは、
ぜひ「ターゲット」ではなく「場面」を絞ってみてください。
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