「患者さんの質が悪い」と感じるときの落とし穴

こんな患者さんに、ついモヤモヤしていませんか?

  • 1回で来なくなる
  • 話を聞いてくれない
  • 「もっと揉んで」と要求してくる
  • 態度が横柄・遅刻が多い

つい愚痴りたくなること、ありますよね。

でも実は──

こうした患者さん、こちらが“無意識に”
呼び込んでしまっている可能性があります。

「そんなつもりはない」が生んでしまう誤解

例えば、ホームページに
「劇的に改善」という言葉を使ったとします。

先生としては「技術に自信がある」という表現のつもりでも、
読み手には「1回で治るんだ」と伝わってしまいます。

すると、

  • 一度きりで終わる来院
  • 真剣に話を聞かない

という行動につながりやすくなるのです。

割引クーポンが“価格目当ての人”を呼び寄せる

初回割引やクーポンも同じです。

先生としては「まずは体験してもらいたい」
という真面目な意図でも、

来院の動機が「安さ」になってしまえば、

治療そのものへの関心は低く、
マナーや継続意識も薄くなります。

だからこそ、

  • マッサージ感覚で要求が多い
  • 時間を守らない
  • 治療方針に無関心

といった“扱いにくい患者さん”が
増えることになるのです。

無意識に集めている「合わない患者さん」

繰り返しますが、
「そういう人を集めたいわけじゃない」と思っていても、

言葉や打ち出し方ひとつで、
そういう人たちを自然と引き寄せてしまうのです。

つまり、
“誰を集めたいか”より、
“どう表現しているか”が先に効いてくる。

対策はシンプル:「理想の人に届く言葉」を使うだけ

じゃあ、どうすればいいのか?

答えはとてもシンプルです。

たとえば、こんな表現に変えてみてください。

1対1で、じっくり話を聞きながら施術を行います。
当院の料金は、施術と健康指導を含めた一貫したサポート料金です。

このように、自院の考え方・スタンス・価値観を明確に打ち出すことで、
それに共感してくれる方だけが自然と集まってきます。

「選ぶ」のではなく、「選ばれる」鍼灸院に

苦手な患者さんを避けようとするより、
来てほしい人にちゃんと伝わる言葉を使うほうがずっとラクで、
効果的です。

結果的に、治療の空気感も良くなり、
仕事のストレスも減りますよ。


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