忙しい患者さんに本当に必要な配慮とは?時間対応だけじゃない提案の視点

仕事や育児、介護などで
多忙な患者さんは少なくありません。

そんな「忙しい人でも通える治療院にしたい」と考え、
夜遅くまで開けたり、休日も営業する先生は多いと思います。

しかし私は、それが、

本当に患者さんのためになっているのか?
と疑問を感じています。

たしかに、
夜間や休日の予約は一時的には便利です。

でも、それが患者さんの「忙しさ」を肯定し、
固定化してしまうこともあるのです。

たとえば、
毎週金曜の夜10時に通う患者さんがいたとして、

その人が「少しでも早く帰ろう」と思わなくなったら、
体を壊す働き方はそのままになります。

だから私は、
できるだけ“営業時間内に来られるようにしてもらう”提案をしています。

たとえば、

残業を早めに切り上げて来てもらうこと自体が、
働き方を見直す第一歩=治療の一環にもなるのです。

さらに、施術そのものにも工夫があります。

忙しい人にとって、
長時間の施術はハードルになります。

だから私は、

短時間でも効果が感じられるよう、
内容を凝縮した施術を提供しています。

初回は問診を含めて40分以内、
2回目以降は15分前後。

この時間設定でも、

「手際がよく、しっかり変化が出る」と
言ってもらえます。

「施術は長ければ良い」とは限りません。

限られた時間の中で変化を出すことも、
技術の一つです。

もし、忙しい患者さんにも来院してほしいなら、
時間を意識した提案も検討してみてください。


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