鍼灸師の先生には、
真面目で勉強熱心な方が多いです。
さまざまな技法を学び、
いくつもの資格を取得している方も珍しくありません。
本当に治療が好きで、
深く探求している姿勢は素晴らしいことです。
ですが、ひとつ大切な問いがあります。
「その熱量と同じくらい、患者さんのことを見つめられているか?」
技術や知識の深さは、
治療の土台になります。
けれど、それだけでは
信頼にはつながりません。
とくに博識な先生ほど、
医学的な説明や専門用語が多くなりがちです。
でも、患者さんが本当に知りたいのは、
「自分の日常生活がどう良くなるのか」です。
資格や技法の話ではなく、
「どんな未来を実現したくて、どんな理想を叶えたいのか?」
それにどう寄り添えるのかを伝えることが、
信頼の始まりです。
患者さんの理想や生活の背景に目を向ける。
そんな視点があるだけで、
言葉の伝わり方も、提案の納得感も、
ぐっと変わってきます。
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