更年期の症状、「どう伝えるか」でリピート率が変わる
最近は、女性だけでなく
男性の更年期症状も増えてきました。
倦怠感、のぼせ、イライラ、意欲低下、性欲減退など──
はっきりした原因もなく、
本人も「年のせいかな…」と済ませがちです。
ですが、
心身の不調を“老化現象”として受け入れるしかない
と思っている方こそ、
鍼灸の提案が喜ばれます。
鍼灸院で提案するなら「軽い症状」から入るのが正解
更年期の不調は、
たいてい複数の症状が同時にあります。
でもいきなり「全部治しましょう」では
負担に感じられてしまうので、
まずは、
“軽め”で“変化が出やすい”症状から伝えましょう。
たとえば…
「眠りの質、最近どうですか?」
「体の疲れ、抜けにくくないですか?」
「夕方以降、熱っぽくなったりしませんか?」
など、本人も気づいているけれど
相談していない不調を拾うことが大切です。
こんな伝え方で、患者さんは安心する
「これは一種の年齢変化でもありますが、進行をゆっくりにする方法はあります」
「薬を使わず整える方法もあるので、無理のない形で体を整えていきましょう」
このように、
完治より“うまく付き合う”方針で伝えると、
患者さんも「自分の体を見てくれている」と感じて、
リピートにつながりやすくなります。
鍼灸だからできる“ケア型の提案”を
更年期は「治療対象外」とされることも多く、
病院でも根本解決が難しい分野です。
だからこそ、
鍼灸師の提案に価値があるのです。
まずは、体が少し楽になることから進めて、
そこから継続的に整えていく流れを
組んでみてください。
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