口コミを増やせば、新規患者が増える——
そう信じて、実際に患者さんにお願いして
口コミを集めている先生も多いと思います。
確かに、口コミは新規集客に一定の効果があります。
でも、
「口コミを増やしても、なぜか来院につながらない」
「来ても合わない患者さんが多い」
そんな経験はありませんか?
それには、3つの原因があります。
① 口コミはもう誰もがやっている
かつては差別化の武器になった口コミも、
今ではほとんどの治療院が掲載しています。
患者さん側から見れば、
口コミがあるのが当たり前で、
特に決め手にはなりにくくなっています。
② 口コミへの信頼が薄れている
レビュー投稿でプレゼントがもらえるキャンペーンや、
やらせの口コミの横行。
こうした背景もあり、
口コミ自体の信頼度が下がっているのが現状です。
疑って読む人も増えており、
数を増やせばいいという時代ではなくなっています。
③ 口コミ内容と集めたい患者像のズレ
「1回で劇的に良くなった!」
「驚くほどすぐ効果が出た!」
そんな内容の口コミばかりだと、
継続的に通う価値を伝えたい院には不向きです。
ターゲットとする患者さんに合った口コミだけを、
意識的に掲載することが重要です。
さらに本質的な視点を一つだけ
口コミを重視する人ほど、
「自分もこうなれたらいいな」と
受け身の傾向が強い場合があります。
もちろん、
そういう方が悪いわけではありません。
ただ、もし先生が求める患者像が
「自分の体と真剣に向き合う主体的な人」であれば、
口コミよりも先生自身の考えや治療方針を発信することが大切です。
集客は、口コミの数よりも、
誰に響くかが鍵です。
口コミに頼りすぎず、
院の方針に共感して来てくれる人を集めていきましょう。
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