患者さんに次回予約を断られると、
「自分の技術がまだ未熟なんじゃないか…」
そんなふうに落ち込んだこと、ありませんか?
それで技術講習に通ったり、
新しい手技を学んだりする。
でも、スキルアップしたはずなのに、
リピート率は変わらない──
そんな経験、あると思います。
なぜ、リピートは増えないのか?
それは、患者さんがリピートしない理由が
「技術に不満があるから」ではないからです。
もちろん中には、
施術が合わない、
結果に満足できない…
というケースもあります。
でも実はそれ、少数派です。
多くの先生は、すでに一定以上の技術を持っています。
それなのに「もっと腕を磨かなきゃ」と思ってしまうのは、
言うなれば在庫があるのに、また仕入れに行くようなもの。
ちょっと、もったいないですよね。
リピートされない一番の理由は?
それは、
「また来る理由が分からない」からです。
施術で痛みが軽くなった。
動きやすくなった。
だから「もう治ったんだ」と
患者さんは思う。
でも、先生としては
- 初回だから変化は一時的
- 原因はまだ残っている
- 継続して治療が必要
そう思っていますよね?
だったら、それをそのまま伝えてあげればいいのです。
「必要な理由」を伝えれば、自然に次に来る
たとえば歯医者さんで、
「今日は虫歯を削りました。次回、詰め物を入れますね」
と言われたら、普通にまた行きますよね?
治療院も同じです。
患者さんは、治療の流れを知りません。
だからこそ、
「あと何回くらい必要か」
「なぜ今の段階でやめると戻るのか」
そういったことを
丁寧に伝えるだけでリピートの理由になるんです。
つまり、無理に新しい手技や資格を取らなくても、
今の技術で、伝え方を変えるだけで十分にリピートは増える
ということ。
良かったら、ぜひ試してみてください。
【おまけ】
おれは車のエンジンとか全然わからないので、
車検のときは言われるがままですよ(笑)
専門じゃない人って、そんなもんですよね。
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