リピートにつながる提案には
「信頼関係」が大事。
それはよく聞く話ですが、
実は私自身、
提案前の問診の時点でリピートがほぼ決まってしまう
ことがよくあります。
まだ施術もしていないのに、
「ぜひ通いたい」と言われる。
これは決して特別なテクニックではなく、
問診の組み立て方にポイントがあります。
私が意識しているのは、
痛みの背景にある「生活の悩み」を聞き出すことです。
たとえばこんな会話をします:
「眠れない日が続くと、仕事中つらくないですか?」
「天気が悪い日、だるさやイライラ、ありませんか?」
すると多くの患者さんが、
「そうなんです、それが一番困ってるんです」
と深く共感してくれます。
この段階で私はこう伝えます。
「それも含めて一緒に整えていきましょうか?」
すると、
まだ施術もしていないのに、
「ぜひお願いします」
と返されることがあるのです。
ここで大切なのは、
患者さんは「施術のうまさ」ではなく
「悩みを理解してくれるか」で
通うかどうかを決めているということ。
問診の場でも、提案の場でも
関係ありません。
どの瞬間であっても、
「この人は自分のことを本当にわかってくれている」
と感じてもらえたときに、
信頼と継続の意思が生まれます。
ぜひ一度、問診の中で
「この人が本当に困っているのは何か」
「日常でどんな支障が出ているか」
を意識して聞いてみてください。
提案の前から、
信頼構築は始まっています。
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