患者さんに「次回はまた来週お越しください」と伝えるべきなのに、
つい言えずに終わってしまう。
そんな悩みを持つ鍼灸師の先生は少なくありません。
「毎週来てもらうのは申し訳ない」
「経済的な負担をかけてしまうのでは」
そんな不安が頭をよぎるのではないでしょうか。
でも、なぜそう感じてしまうのか──
実はその理由は、
初回来院時の説明不足にあります。
初回での“説明と納得”がないと毎回モヤモヤする
初回の施術後に、
以下の3点を伝える必要があります
- 現在の症状や状態
- 改善のための治療方法と計画
- 最適な治療頻度と期間
この説明をきちんと行い
患者さんに納得してもらえていれば、
次回の提案は、
「では、次回は○日の○時でご都合いかがでしょうか?」
これだけで済みます。
毎回「言ってもいいのか」「押しつけにならないか」と悩む必要はなくなります。
納得した上での頻度なら、負担にはならない
もし経済的な面を心配するなら、
それも最初に説明しましょう。
「回数は多めになりますが、短期間で改善を目指すためのご提案です。
ご負担になるようであれば、無理のないペースで進めることも可能です。」
こうした伝え方なら、
患者さんは自分で選ぶことができます。
事前の説明と納得があれば、
無理なく通ってもらえるようになります。
「また来週」が言えないのは、
押しつけだからではなく準備不足だからです。
初回来院時に、
患者さんと治療の方向性を共有してみてください。
それだけで、毎回の予約提案がぐっと自然になります。
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