紹介を増やしたいなら、まずリピーターを増やすべき理由

「紹介を増やしたいんですが、どうしたらいいですか?」
そう聞かれることがあります。

私の答えはいつも同じです。

紹介を増やしたいなら、
まずリピーターを増やすこと。

紹介をしてくれるのは、
たいてい何度も来てくれている方=リピーターです。

通ってみて「ここの治療は信頼できる」と感じた方が、
「あの人にも紹介してあげたい」と自然に動いてくれます。

紹介してくれるのは、信頼関係ができているリピーター

一度だけ来た患者さんが誰かを紹介してくれる、
というケースは非常にまれです。

逆に、長く通ってくださっている方の中には、
定期的に紹介をくださる方もいます。

これはなぜかというと、
紹介という行為には「その人の信用を使う」側面があるからです。

たとえば、

まだよく知らない飲食店を
誰かに勧めるのはためらいますよね。

でも、自分が何度も行って「本当に良かった」と感じたお店なら、
自然と「一度行ってみて」と言いたくなる。

紹介とは、そういう“確信”があってこそ、
起きる行動です。

紹介キャンペーンがうまくいかない理由

「紹介で割引します」
「◯人紹介でプレゼント」

よくある紹介キャンペーンですが、
私はあえてやっていません。

というのも、

紹介という行為は
信頼の延長で自然に起こるのが一番強い

と感じているからです。

「紹介してください」とお願いされたり、
特典をつけられると、

かえって患者さんの側が気を使ったり、
無理に紹介しようとしてしまい、

結果として紹介された相手も構えてしまうことがあります。

紹介は「お願いするもの」ではなく、
関係性の中で自然に起こるもの

その前提がズレていると、
キャンペーンをしても効果が出ないのです。

私は紹介キャンペーンはやらないけれど、紹介は自然に起こる

実際、私はこれまで一度も
紹介キャンペーンをしたことがありません。

ですが、リピーターの方からのご紹介はよくあります。

「会社の同僚が辛そうだったので紹介しました」
「うちの家族にも受けさせたくて」

こんなふうに、

よかったから誰かに伝えたいという気持ち
紹介してくださることが多いです。

これは、紹介のきっかけがキャンペーンではなく、
信頼の積み重ねだからこそ起こる流れです。

リピートの質が紹介を生む

「紹介を増やすにはどうすればいいか」
と考えるよりも、

「どうすればこの人にもう一度来てもらえるか」
「どうすればこの人の生活に安心を届けられるか」

そう考え続けることが、
結果的に紹介につながると私は思っています。

信頼関係の先にリピートがあり、
そのさらに先に、紹介があります。

紹介は“狙う”より、“信頼される”ことで自然と生まれる

紹介を増やしたいと思ったとき、
テクニックや仕掛けに目を向けたくなるかもしれません。

でも本質は、

目の前の一人とどれだけ深く関わり、
信頼される存在になれるか

それができていれば、
紹介は自然と起きるものです。

紹介キャンペーンをやらなくても
自然と紹介が増える

そんな鍼灸院がつくれると
良いですよね。


感想・質問・ご相談、お気軽にどうぞ

この記事を読んで、
「これ、うちにも当てはまるかも…」
「ちょっと聞いてみたいことがあるな」
そんなふうに感じた方へ。

まずは「ご相談ページ」をご覧ください。
どんなご質問・ご相談ができるのか、
その送り方もわかりやすくまとめています。

▶ ご相談ページにすすむ ◀

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次