新規集客とリピート、どっちが大事?
鍼灸院の経営を良くしていくには、
新規集客とリピート対策のどちらを優先すべきか、
悩んだことはありませんか?
集客セミナー、リピートセミナーと、
課題ごとに分かれた情報は多く、
何から手をつけるべきか迷うのも無理はありません。
でも実は、
「新規」と「リピート」は
分けて考えるものではありません。
なぜなら、新規集客の段階で、
どんな患者さんを集めるのかによって、
リピートの可能性がすでに決まってしまうからです。
よくある間違いは、
「とにかく新規を増やそう」とするあまり、
継続通院が見込めない患者さんまで集めてしまうこと。
これでは、その後どれだけリピート対策を講じても
成果が出にくくなります。
治療院はそもそもリピートビジネス
鍼灸院という業種は、
本質的にリピートビジネスです。
リピートがなければ成り立たない以上、
新規の時点で「誰に来てもらうか」をよく設計しておかなければ、
経営は安定しません。
実際、私が指導している治療提案の仕組みは、
「月に新規が5人でも成り立つ設計」にしています。
というのも、
今後は新規集客がさらに難しくなることが予想されるからです。
一昔前はチラシやネット広告で一定の集客ができましたが、
競争が激化し、広告費も上がっています。
この時代に、リピートの設計が甘いと、
集めても去っていくだけ。
経営は消耗戦になります。
逆に、リピートの導線をしっかり整えておけば、
新規数が少なくても、安定した売上を作ることができます。
リピートは新規の質で決まる
では、どうすればリピートにつながる新規を集められるのか?
その答えが
「治療院のコンセプトの明確化」です。
どんな患者さんに、
どんな未来を提供する治療院なのか。
このコンセプトが定まっていないと、
新規もリピートも設計できません。
新規集客とリピート対策は、本来ひとつの流れです。
分けて考えるのではなく、一本の道筋として設計する。
この視点が、これからの鍼灸院経営には不可欠になります。
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